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まぶたの病気

眼瞼が腫れる主な原因

  1. 炎症
  2. アレルギー
  3. 腫瘍
  4. 全身疾患に伴う浮腫など

炎症の場合

霰粒腫手術前
霰粒腫手術前
霰粒腫手術後
霰粒腫手術後

眼瞼の発赤や痛みを伴うことが多く、細菌感染による麦粒腫(ものもらい)や、眼瞼の分泌物貯留に伴う炎症(霰粒腫)などが代表的です。

アレルギーの場合

痛みよりもかゆみを伴うことが多く、点眼薬や化粧品などが原因として考えられます。

痛みも発赤もない場合

眼瞼腫瘍手術前
眼瞼腫瘍手術前
眼瞼腫瘍手術後
眼瞼腫瘍手術後

片側の場合は眼瞼腫瘍など、両側の場合は腎臓病・心臓病・内分泌疾患などによる浮腫が原因として考えられます。

眼瞼腫脹に対する治療は、経過観察だけで改善するものから、早めに薬物治療や手術による治療が必要となるものまであるため、眼瞼の脹れに気づいた場合には、できるだけ早く眼科を受診するようにしてください。

眼瞼内反

眼瞼内反手術前
眼瞼内反手術前
眼瞼内反手術後
眼瞼内反手術後

眼瞼内反とは、多くは、先天性と加齢によるものです。瞼のたるみにより、睫毛が眼球に触れると眼の痛みや涙目の症状に悩まされます。

治療方法、数か月ごとの睫毛の抜去方法と手術する方法があります。

まぶたが下がってくる病気について

眼瞼下垂手術前
眼瞼下垂手術前
眼瞼下垂手術後
眼瞼下垂手術後

まぶた(眼瞼)が垂れ下がってくる症状を眼瞼下垂といいます。まぶたを開く筋肉の異常や神経の麻痺などによって起こります。
種類としては先天性と後天性の2種類がありますが、成人の場合では加齢に伴う老人性眼瞼下垂が最も多く、その他には、ハードコンタクトレンズの長期装用、外傷、目の手術、脳動脈瘤などが原因として重要です。

治療法
神経麻痺が原因の場合には、神経が回復すれば眼瞼下垂も改善することもありますが、その他の原因の場合には自然回復は困難であり、瞳孔が隠れるほどに眼瞼下垂が進行した場合には上方の視野が狭くなり、視力障害の原因となりますので、手術が必要となります。

眼瞼けいれんについて

眼瞼けいれんとは、自分の意思に関係なく、目の周りの筋肉が勝手にぴくぴくとけいれんし、目が開けにくくなる病気で、中高年の女性に多く見られます。

けいれん以外に、まぶしい、目を開けていられない、目が乾く、などの症状もあり、ドライアイとの鑑別が難しいことがあります。

治療法
多くの患者さんの場合、筋肉の緊張をやわらげる薬(ボツリヌストキシン)を注射する治療で、症状改善が期待できます。